1.材料

とにもかくにも、材料がいります。
本には絶対必要、みたいに書いてあっても、要らないものもあります。
逆に、書いてないけどいるものとかも。

 ・布A
    本体に使う布できればコットン。ブレードとかシーチングとかギンガムとか、普通地の物が縫いやすいです。
  パイル、ボアなんかは、掃除が大変なのであまりお勧めしません。
  ちりめんとかも難しい部類に入ります。
  本によってはフェルトが簡単、と書いてありますが、針穴が目立つので割と難しい。
  無地か、小さい柄の物。大きい柄でやると、柄の出方によってブラックジャック先生みたいになったり、キカイダーみたいになったりします。柄がある時は、上下左右のない柄が楽。
  古着とかでもいいです。
  15㎝のテディで、30×30㎝あればいけるかな?型紙によってはもっと少しでいいかも。

 ・布B
  手のひら、足の裏に使う布
  天然スエード>人口スエード>ベロア>羊毛フェルト>洗えるフェルト>名もないフェルト
  の順で値段が違います。私は洗えるフェルトを使っています。
  手のひら、足の裏なしの場合はいりません。

 ・布C
   耳の内側など、部分的に色を変える時には必要。
  パーツごとにパッチワークみたいにするときは、必要分用意してください。

 ・糸
   本当は「手縫い糸」がいります。
  でも、ミシン糸でもできなくはないです。もつれるけど(糸が撚ってある方向がどうたらこうたら~っていう理由で)。
  本当は「5番刺しゅう糸」もいります。
  でも、普通の刺繍糸(25番)でも、細めの毛糸、レース糸でもいいです。
  鼻を刺しゅうでなく、ボタンやフェルトでつけるときはいらないです。 

 ・針
  本当は目や手足をつけるのにぬいぐるみ針がいります。
 でも、小さいテディだったら、ちょい長めの縫い針の方が使いやすいです。
 生地を縫い合わせるのは、短い針がいいです。
 あと、まち針。これも短いのがいいけど、無かったらいらないかも。

 ・ハサミ
   これは絶対必要。できたら刃先の尖ったパッチワークハサミがあれば便利。
  パッチワークハサミがあれば、糸切りハサミいらないです。
 布用のハサミは、ほかのもの(型紙切るとか)には使っちゃらめぇ!
 なので、厳密には2本必要。

 ・目玉
  黒とか茶色のベアアイorビーズorボタンor動眼(って名前だっけか?)が2つ。
  もし伊達正宗ベアとか、天津飯ベアを作る場合は各自で調整してください。
  瞳孔があるタイプの目は、柄物テディベアには似合わないことが多いです。

 ・わた
  詰め物。

 ・鉗子
  いらない。先の尖ってないピンセットでいいです。
  どうでもいいけど「かんし」で検索したら、トーマスがいっぱい出てきました。

 ・チャコペンシル
  透けない布ならシャーペン、ボールペンでok。

 ・型紙
   何度も使うなら、クリアホルダーで作るのがおすすめ。
 一度きりなら、コピー用紙でも大丈夫。
 型紙の載った本がない人は『bear pattern』とかでググると(画像検索・白黒)幸せになれるかも。
 型紙の簡単なアレンジについては次のページで。

・-・-・-・-以下、本に書いてない(事が多い)けど、あるといいもの-・-・-・-・

 ・クリアホルダー
  上記型紙作りに必要です。

 ・クリップ
  事務用品のクリップ。

 ・ゴミ置き
  糸くずとか、布の小さい切れ端を一旦捨てるところ。ティッシュ1枚でもいいし、紙コップでもいいし、空きビンでもいいし。
  私はチラシでちっちゃいゴミ箱を折っています。 

 ・割りばし
  スタッフィングスティック(わたを詰めるためだけの道具)の代わりに。ボールペンのおしり側でもいいです。 

 ・ピンクッション
  無いと針がどっかいきます。

 ・アイロン
  布がよれよれの時に。

 ・時間
  よく「半日あればできちゃう」とか「制作時間〇時間」とか書いてあるけど、あれは嘘です。
  時間はたっぷりあるよ、くらいの気持ちでやらないと、可愛く仕上がりません。
  っていうか、可愛くできた!と思っても、一回寝て、起きてから見たら「あれ・・・?」ってなります。

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